Gentos XB-450Bのジジジジジ問題
- 2023/05/10
- 21:49
今一番お気に入りのLEDライト Gentos(ジェントス) XB-450B、いささか問題がある。
透水性(排水性)舗装などの粗目の骨材で敷いたアスファルト、あるいはインターロッキングブロックを並べた歩道(自転車走行可)などを走っていると、ライトが「ジジジジジッ」と鳴くのである。
原因はブラケットのガタ。
自転車装着状態でライトを掴んで揺すってみる。
特にヨーイング(左右首振り)方向のガタが大きく、ピッチング(お辞儀・のけ反り)方向のガタもある。
左右平行移動方向のガタも若干感じられる。
手持ちのCROPS ANT-SX7もRuler BL02もそういうガタはほとんど無い。
僅かにCROPSにヨーイング方向のガタがあるぐらいだが、これとて走行中のビビり音には覚えがない。
一応GENTOSの弁護もしておくと、突き出しの長いMINOURA アクセサリーホルダーに装着していることと、元々振動の伝わりやすいミニベロで使用していることなど、比較的厳しい条件ではある。
ちなみに、ホルダーをシングルアーム化する前からの現象で、見ているとホルダーごとビビっている。
(下手するとホルダー壊れるんちゃうん?)
たかがビビり音、されどビビり音。
がたついていると、理論上、ガタの無い場合の2倍以上の負荷がかかる。
実際に分解してみると、ガタのある部分に既に薄っすらと樹脂が摩耗した粉が浮いていた。
しかも、常時異音が出ていると、他の個所の異音に気付きにくくなるという問題もある。
対策するに越したことはない。
例によって前置きが長くなったが、対策内容を順に見て行こう。
≪第1段階≫
このライトは、件のレビュー記事に書いたように、左右12.5度首を振ることができる。
この首振りはクリック感を伴って0°、+12.5°、-12.5°の3ポジションが選べる。
私は0°にセッティングしているが、その状態でカタカタと動く。

バラすために止め輪を外そうとしたが、ジゴク(逃げ場がない)になっていて外せない。

障壁となっているロックボタンは、単純に横へ押すと押し出せて、止め輪をどうこうするスペースができる。

外れた。

揺動(首振り)の中心になっているピンの外径と揺動するライトホルダー部の穴径には、
なんと!0.3mmの隙間がある。
ライトをセッティングしたら、おそらく二度と動かさない部分の隙間としては大き過ぎじゃないの?
まあ、成型金型の摩耗分を見込んだ寸法にしているかもだが、原因はこれやね。 (๑¯﹀¯๑)ニンマリ

キッチンアルミテープを 1.5mm×20mm にカットしてピンに巻きつけた。
この状態でポタリングに出かけたわけだが…
~ ジジジジジ~
あかんやん!
≪第2段階≫
あかんことが分かったので、

りょーめんてーぷぅー
上記の通り、今後ここを動かす可能性は極めて低いし、仮に動かす必要が生じても剥がせる。

大分慣れてきたのでサクサクっと分解してペタペタッとテープ貼付。

再組立て完了。
両面テープで留めたとはいえ粘着の信頼性は高くないので、止め輪は必須だ。
この状態でポタリングに出かけたわけだが…
~ ジジジジジ~
まだかいっ!
≪第3段階≫
まだあかんことが分かったので、

ライトとブラケットの嵌合部分を計測。
あたかも測れたように書いているが、特に高さ方向の寸法はノギスが閊えてまともに測れない。
幅方向寸法も口元だけで、中間部分以降の寸法は未知数。
少なくとも手で揺さぶった感触では、ピッチ・ヨーとも間違いなくガタがある。
(って、第2段階で確かめてなかったのかと)
第2段階までの首振り部分とは異なり、繰り返し脱着する部分なので、あまり無茶はできない。

なんて言いつつ、またまたキッチンアルミテープの登場。
6.5mm×20mmを2枚製作。

幅の内 2mm は折り込んで溝幅を狭め、残り 4.5mm で上下方向の隙間を制限する。
これで脱着してみたが、バッチリしっくり目(※1)。
※1 「しっくり目」: 緩くもきつくもなく、しっくりと抜き差しできる状態を指すギョーカイ用語。
この状態でポタリング…
にはまだ出かけていないが、間違いなく直っている。
と思う。
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透水性(排水性)舗装などの粗目の骨材で敷いたアスファルト、あるいはインターロッキングブロックを並べた歩道(自転車走行可)などを走っていると、ライトが「ジジジジジッ」と鳴くのである。
原因はブラケットのガタ。
自転車装着状態でライトを掴んで揺すってみる。
特にヨーイング(左右首振り)方向のガタが大きく、ピッチング(お辞儀・のけ反り)方向のガタもある。
左右平行移動方向のガタも若干感じられる。
手持ちのCROPS ANT-SX7もRuler BL02もそういうガタはほとんど無い。
僅かにCROPSにヨーイング方向のガタがあるぐらいだが、これとて走行中のビビり音には覚えがない。
一応GENTOSの弁護もしておくと、突き出しの長いMINOURA アクセサリーホルダーに装着していることと、元々振動の伝わりやすいミニベロで使用していることなど、比較的厳しい条件ではある。
ちなみに、ホルダーをシングルアーム化する前からの現象で、見ているとホルダーごとビビっている。
(下手するとホルダー壊れるんちゃうん?)
たかがビビり音、されどビビり音。
がたついていると、理論上、ガタの無い場合の2倍以上の負荷がかかる。
実際に分解してみると、ガタのある部分に既に薄っすらと樹脂が摩耗した粉が浮いていた。
しかも、常時異音が出ていると、他の個所の異音に気付きにくくなるという問題もある。
対策するに越したことはない。
例によって前置きが長くなったが、対策内容を順に見て行こう。
≪第1段階≫
このライトは、件のレビュー記事に書いたように、左右12.5度首を振ることができる。
この首振りはクリック感を伴って0°、+12.5°、-12.5°の3ポジションが選べる。
私は0°にセッティングしているが、その状態でカタカタと動く。

バラすために止め輪を外そうとしたが、ジゴク(逃げ場がない)になっていて外せない。

障壁となっているロックボタンは、単純に横へ押すと押し出せて、止め輪をどうこうするスペースができる。

外れた。

揺動(首振り)の中心になっているピンの外径と揺動するライトホルダー部の穴径には、
なんと!0.3mmの隙間がある。
ライトをセッティングしたら、おそらく二度と動かさない部分の隙間としては大き過ぎじゃないの?
まあ、成型金型の摩耗分を見込んだ寸法にしているかもだが、原因はこれやね。 (๑¯﹀¯๑)ニンマリ

キッチンアルミテープを 1.5mm×20mm にカットしてピンに巻きつけた。
この状態でポタリングに出かけたわけだが…
~ ジジジジジ~
あかんやん!
≪第2段階≫
あかんことが分かったので、

りょーめんてーぷぅー
上記の通り、今後ここを動かす可能性は極めて低いし、仮に動かす必要が生じても剥がせる。

大分慣れてきたのでサクサクっと分解してペタペタッとテープ貼付。

再組立て完了。
両面テープで留めたとはいえ粘着の信頼性は高くないので、止め輪は必須だ。
この状態でポタリングに出かけたわけだが…
~ ジジジジジ~
まだかいっ!
≪第3段階≫
まだあかんことが分かったので、

ライトとブラケットの嵌合部分を計測。
あたかも測れたように書いているが、特に高さ方向の寸法はノギスが閊えてまともに測れない。
幅方向寸法も口元だけで、中間部分以降の寸法は未知数。
少なくとも手で揺さぶった感触では、ピッチ・ヨーとも間違いなくガタがある。
(って、第2段階で確かめてなかったのかと)
第2段階までの首振り部分とは異なり、繰り返し脱着する部分なので、あまり無茶はできない。

なんて言いつつ、またまたキッチンアルミテープの登場。
6.5mm×20mmを2枚製作。

幅の内 2mm は折り込んで溝幅を狭め、残り 4.5mm で上下方向の隙間を制限する。
これで脱着してみたが、バッチリしっくり目(※1)。
※1 「しっくり目」: 緩くもきつくもなく、しっくりと抜き差しできる状態を指すギョーカイ用語。
この状態でポタリング…
にはまだ出かけていないが、間違いなく直っている。
と思う。
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