ボトルケージ保温カバー製作
- 2023/09/08
- 16:54
保温・保冷トートバッグの持ち手部分が破れた件、荷物が重すぎた感は否めない。
パンやアイスならまだしも、500mlペットボトルと紙パックの野菜ジュースを入れていたから。
また、夏場でお店や自販機に期待できないルートへは、ペットボトル飲料をなるべく2本携帯する。
1本は保温・保冷バッグに入れてももう1本はペットボトルケージ。すぐ温くなる。
しかも、保冷バッグの方は出し入れが面倒。
保温・保冷ボトルという手はあるが、3台とも寸詰まりで手狭なミニベロなので、なかなか手が出せない。
それなりの金額がするし、走行中の振動で射出して喪失したら、なんてのも心配。
じゃあペットボトル用保冷カバーで代用できないか。
保温力はサーモボトルに数段劣るとしても、ケージに裸で積むよりは持つでしょ。
ということで、例によって100均(セリア)へ。

3種類ほど見繕ってきた。
左上のシマシマはボトルがすっぽり入ってしまうサイズ。
その下の水色ボーダーは手提げタイプ。
右のファミリアチェック(タータンチェック?)っぽいのは、ペットボトルのキャップだけが顔を出す長さ。
まずはチェック柄のを試してみよう。

と思ってボトルを入れてコードストッパー掴んで紐を絞ったら、切れた。
ま、まぁ100均だし。

幸い切れた位置が端の方だったので、切れ端は捨てて結び直して、ボトルに被せてそのままケージにIN。
アジャスタブルケージ(TOPEAK Modula™ Cage EX)を目一杯拡げてやっと入る。
他のケージで試したら出し入れ困難だった。

というのもこのカバー、太い。
ダブついた部分が引っ掛かるのである。
尤もこれは想定内で、「ケージごと被せてしまえ」というのが今回の計略。

紐を外して縫い目を掻っ捌く。

その縫い目だが、一番解れやすい口元が頑丈に縫ってある。
この製品、結構いい製品じゃない?

内側もきちんとバイアステープで始末してあり、切り口も熱で溶かして留めてある。
良い仕上げだと思う。(これで紐さえ切れなければ完璧だったが)

まずは円筒部外側の縫い目を全部切って、

バイアステープの縫い目も切って開腹。

試着。
ズボンを穿かせるように、保冷カバーを下から入れてボトルをセットしたケージ丸ごと覆う。

目玉クリップで仮止めして、使用状態のシミュレーション。
いーんじゃないでしょうか。

開いた部分を袋縫いするための糸を選定。
明るすぎる緑よりは紺の方がマシかな。
ちなみに、布の切り口には木工用ボンドを塗って解れ止め。

切り開いた個所をそれぞれ袋縫いした。

外径約2.5mmのビニール被覆針金を

U字に曲げて

布地に引っ掛からないように切り口をやすりで丸めて、

カバーの内側から袋縫いに突っ込んで…
と頑張ってみたが、途中でにっちもさっちもになったので、

カバーの外側からやり直し。

通せた。

一番下の部分は力がかかるので補強縫い。
この状態で一旦ボトルケージに被せて、現物合わせでマーキング。

マーキングした位置にカットした例のベルトを縫い付けて、

フレッツで買った「手で付けられるホックボタン」を用意して、

ベルトに千枚通しで開けた穴に、

「キャップ」のピンを通す。
写真では分かりにくいが、ピンの部分は真ん中に溝があり、ベルトの繊維がどうしても挟まる。

それでも無理やり体重をかけてホックの「オス」を押し込むと、入った。
結構ガッチリ留まる。
この写真は、既に「メス」用の「キャップ」も挿した状態。

「メス」も固定できて完成!

ケージの下からカバーを穿かせて、

ホックでベルトを留めれば装着完了。
着脱は容易だ。
惜しむらくは、ボトルの露出がやや多いこと。
このボトルケージは車体への取付ステーが一番下まであって、カバー開口部下端の余り部分が浮く。
U字の針金が頑張ってることも手伝って、試着時よりも余計にボトルがはみ出してしまうのだ。
まあ、冷たい空気は下に溜まるので、大丈夫なんじゃないかな(希望的観測)。
真夏を過ぎて今さらだが、残暑の季節に冷たいドリンクが(30分ぐらいは)飲めることに期待しよう。
≪2023/9/16 追記≫
使用レポートはこちら。
←このボタンをクリックすると書いている人が喜びます(それだけです)
にほんブログ村
パンやアイスならまだしも、500mlペットボトルと紙パックの野菜ジュースを入れていたから。
また、夏場でお店や自販機に期待できないルートへは、ペットボトル飲料をなるべく2本携帯する。
1本は保温・保冷バッグに入れてももう1本はペットボトルケージ。すぐ温くなる。
しかも、保冷バッグの方は出し入れが面倒。
保温・保冷ボトルという手はあるが、3台とも寸詰まりで手狭なミニベロなので、なかなか手が出せない。
それなりの金額がするし、走行中の振動で射出して喪失したら、なんてのも心配。
じゃあペットボトル用保冷カバーで代用できないか。
保温力はサーモボトルに数段劣るとしても、ケージに裸で積むよりは持つでしょ。
ということで、例によって100均(セリア)へ。

3種類ほど見繕ってきた。
左上のシマシマはボトルがすっぽり入ってしまうサイズ。
その下の水色ボーダーは手提げタイプ。
右のファミリアチェック(タータンチェック?)っぽいのは、ペットボトルのキャップだけが顔を出す長さ。
まずはチェック柄のを試してみよう。

と思ってボトルを入れてコードストッパー掴んで紐を絞ったら、切れた。
ま、まぁ100均だし。

幸い切れた位置が端の方だったので、切れ端は捨てて結び直して、ボトルに被せてそのままケージにIN。
アジャスタブルケージ(TOPEAK Modula™ Cage EX)を目一杯拡げてやっと入る。
他のケージで試したら出し入れ困難だった。

というのもこのカバー、太い。
ダブついた部分が引っ掛かるのである。
尤もこれは想定内で、「ケージごと被せてしまえ」というのが今回の計略。

紐を外して縫い目を掻っ捌く。

その縫い目だが、一番解れやすい口元が頑丈に縫ってある。
この製品、結構いい製品じゃない?

内側もきちんとバイアステープで始末してあり、切り口も熱で溶かして留めてある。
良い仕上げだと思う。(これで紐さえ切れなければ完璧だったが)

まずは円筒部外側の縫い目を全部切って、

バイアステープの縫い目も切って開腹。

試着。
ズボンを穿かせるように、保冷カバーを下から入れてボトルをセットしたケージ丸ごと覆う。

目玉クリップで仮止めして、使用状態のシミュレーション。
いーんじゃないでしょうか。

開いた部分を袋縫いするための糸を選定。
明るすぎる緑よりは紺の方がマシかな。
ちなみに、布の切り口には木工用ボンドを塗って解れ止め。

切り開いた個所をそれぞれ袋縫いした。

外径約2.5mmのビニール被覆針金を

U字に曲げて

布地に引っ掛からないように切り口をやすりで丸めて、

カバーの内側から袋縫いに突っ込んで…
と頑張ってみたが、途中でにっちもさっちもになったので、

カバーの外側からやり直し。

通せた。

一番下の部分は力がかかるので補強縫い。
この状態で一旦ボトルケージに被せて、現物合わせでマーキング。

マーキングした位置にカットした例のベルトを縫い付けて、

フレッツで買った「手で付けられるホックボタン」を用意して、

ベルトに千枚通しで開けた穴に、

「キャップ」のピンを通す。
写真では分かりにくいが、ピンの部分は真ん中に溝があり、ベルトの繊維がどうしても挟まる。

それでも無理やり体重をかけてホックの「オス」を押し込むと、入った。
結構ガッチリ留まる。
この写真は、既に「メス」用の「キャップ」も挿した状態。

「メス」も固定できて完成!

ケージの下からカバーを穿かせて、

ホックでベルトを留めれば装着完了。
着脱は容易だ。
惜しむらくは、ボトルの露出がやや多いこと。
このボトルケージは車体への取付ステーが一番下まであって、カバー開口部下端の余り部分が浮く。
U字の針金が頑張ってることも手伝って、試着時よりも余計にボトルがはみ出してしまうのだ。
まあ、冷たい空気は下に溜まるので、大丈夫なんじゃないかな(希望的観測)。
真夏を過ぎて今さらだが、残暑の季節に冷たいドリンクが(30分ぐらいは)飲めることに期待しよう。
≪2023/9/16 追記≫
使用レポートはこちら。
- 関連記事
-
- 試走がてら もう一つの武庫川コスモス (2023/10/07)
- SJファスナー付トートSにゴムひも (2023/10/05)
- SRAMグリップシフターにケーブルを通す (2023/10/02)
- トレッキングシューズの底が剥がれた【直す】 (2023/09/18)
- ボトルケージ保温カバー続報【使用感】 (2023/09/16)
- ボトルケージ保温カバー製作 (2023/09/08)
- え?直しますよ、もちろん【破れたトートバッグ】 (2023/09/05)
- 作業日誌:修理済チューブ装着 (2023/09/03)
- ボトルケージアダプターの手直し (2023/09/02)
- 内部磨耗パンク予防【続報】 ─ お勧めできません (2023/08/31)
- 思い込みに注意、というお話【パンク】 (2023/08/27)
スポンサーサイト

にほんブログ村