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ボトルケージ保温カバー製作

保温・保冷トートバッグの持ち手部分が破れた件、荷物が重すぎた感は否めない。
パンやアイスガリガリ君ならまだしも、500mlペットボトルと紙パックの野菜ジュースを入れていたから。

また、夏場でお店や自販機に期待できないルートへは、ペットボトル飲料をなるべく2本携帯する。
1本は保温・保冷バッグに入れてももう1本はペットボトルケージ。すぐ温くなる。
しかも、保冷バッグの方は出し入れが面倒。

保温・保冷ボトルという手はあるが、3台とも寸詰まりで手狭なミニベロなので、なかなか手が出せない。
それなりの金額がするし、走行中の振動で射出して喪失したら、なんてのも心配。

じゃあペットボトル用保冷カバーで代用できないか。
保温力はサーモボトルに数段劣るとしても、ケージに裸で積むよりは持つでしょ。

ということで、例によって100均(セリア)へ。
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3種類ほど見繕ってきた。
左上のシマシマはボトルがすっぽり入ってしまうサイズ。
その下の水色ボーダーは手提げタイプ。
右のファミリアチェック(タータンチェック?)っぽいのは、ペットボトルのキャップだけが顔を出す長さ。

まずはチェック柄のを試してみよう。

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と思ってボトルを入れてコードストッパー掴んで紐を絞ったら、切れた。
ま、まぁ100均だし。

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幸い切れた位置が端の方だったので、切れ端は捨てて結び直して、ボトルに被せてそのままケージにIN。
アジャスタブルケージ(TOPEAK Modula™ Cage EX)を目一杯拡げてやっと入る。
他のケージで試したら出し入れ困難だった。

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というのもこのカバー、太い。
ダブついた部分が引っ掛かるのである。

尤もこれは想定内で、「ケージごと被せてしまえ」というのが今回の計略。

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紐を外して縫い目を掻っ捌く。

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その縫い目だが、一番解れやすい口元が頑丈に縫ってある。
この製品、結構いい製品じゃない?

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内側もきちんとバイアステープで始末してあり、切り口も熱で溶かして留めてある。
良い仕上げだと思う。(これで紐さえ切れなければ完璧だったが)

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まずは円筒部外側の縫い目を全部切って、

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バイアステープの縫い目も切って開腹。

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試着。
ズボンを穿かせるように、保冷カバーを下から入れてボトルをセットしたケージ丸ごと覆う。

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目玉クリップで仮止めして、使用状態のシミュレーション。
いーんじゃないでしょうか。

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開いた部分を袋縫いするための糸を選定。
明るすぎる緑よりは紺の方がマシかな。
ちなみに、布の切り口には木工用ボンドを塗って解れ止め。

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切り開いた個所をそれぞれ袋縫いした。

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外径約2.5mmのビニール被覆針金を

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U字に曲げて

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布地に引っ掛からないように切り口をやすりで丸めて、

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カバーの内側から袋縫いに突っ込んで…
と頑張ってみたが、途中でにっちもさっちもになったので、

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カバーの外側からやり直し。

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通せた。

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一番下の部分は力がかかるので補強縫い。

この状態で一旦ボトルケージに被せて、現物合わせでマーキング。

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マーキングした位置にカットした例のベルトを縫い付けて、

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フレッツで買った「手で付けられるホックボタン」を用意して、

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ベルトに千枚通しで開けた穴に、

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「キャップ」のピンを通す。
写真では分かりにくいが、ピンの部分は真ん中に溝があり、ベルトの繊維がどうしても挟まる。

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それでも無理やり体重をかけてホックの「オス」を押し込むと、入った。
結構ガッチリ留まる。
この写真は、既に「メス」用の「キャップ」も挿した状態。

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「メス」も固定できて完成!

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ケージの下からカバーを穿かせて、

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ホックでベルトを留めれば装着完了。
着脱は容易だ。

惜しむらくは、ボトルの露出がやや多いこと。
このボトルケージは車体への取付ステーが一番下まであって、カバー開口部下端の余り部分が浮く。
U字の針金が頑張ってることも手伝って、試着時よりも余計にボトルがはみ出してしまうのだ。

まあ、冷たい空気は下に溜まるので、大丈夫なんじゃないかな(希望的観測)。

真夏を過ぎて今さらだが、残暑の季節に冷たいドリンクが(30分ぐらいは)飲めることに期待しよう。

≪2023/9/16 追記≫
使用レポートはこちら

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potaiko

Author:potaiko
関西在住のミニベロ=ちっちゃい自転車乗りです。
ポタリング/サイクリングの話題と自転車いじり(いわゆるカスタム)の話題が中心。
現在の愛車は5号車(こちら)、6号車(こちら)と7号車(こちら)の3台!

過去には、持ってるけど現在不稼働の1号車(こちら)、譲渡済みの2号車と3号車(こちら)、譲渡済みだがもうすぐ帰ってきそうな4号車(こちら)が存在している。

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