ブルホーンハンドルにグリップシフターやり直し【延長パイプ編】
- 2023/10/22
- 21:16
ブルホーンハンドルとグリップシフターの組合せを試して見えてきた課題の解決に着手したのは既報の通り。
右のグリップシフターのために作った延長パイプが、左もグリップ化するためもう1個必要になった。
が、変形が出て難航していることに触れたのが前回。
ビギナーズラックよろしく、ぶっつけ本番で初めて作った部品の方が2つ目以降より上手くいくことは多い。
今回がまさに、そう。
今回の記事が、同様の問題解決のヒントなれば幸いである。
ていうか、今後自分が難儀したときのあんちょこ代わり、というのが本音ではある。
前回はアンテナ本体パイプのストレート部を使ったが、残りの部材をそのまま使うと導波器(枝)の部分。
枝を切り捨ててストレート部を使うか、枝の部分を使うか迷ったが、機能上問題ないと判断して枝有りを使用。

まず枝を切り落として、
途中工程は前回と同じなので割愛。

ここまでは難なくできた。
で、内側に残った枝が、

「機能上問題なく」なかった。
バーエンドプラグが入らない。
実をいうと、ハンドルに挿し込んでΦ3穴を共加工するための木片も挿し込めない。

このとき得た知見を活かし、難なく枝を撤去。

バーエンドプラグがちゃんと入った。
まではよかったが、ハンドルバーを挿し込む部分をクランク状に曲げるときに、

枝を撤去した穴のせいで円筒部の剛性が足りず、今回は変形。
直径で0.5~1.0mmほど歪になってしまった。

そのせいで引っ掛かって、グリップシフターに挿し込めない。
今さらだが、内側に残った枝の撤去前にクランク状曲げをやっていれば、本体の変形は抑えられたはずだ。
ほんと、後悔先に立たずである。
ここで途方に暮れてしまった。
もちろん、これは捨ててアンテナの枝の無いストレート部分から切り出せば上手くいくかもしれない。
しかし、もう一度同じ作業をするのもつまらない。
そして思いついたのが、

内径Φ22.2のクランプで締める。
今回のレボシフトSL-RV400はイモネジでの固定だから駄目だが、これまで使っていたSL-M310はバンド式。
マイナスドライバーで抉ってクランプの口を拡げてパイプを突っ込み、締め込んで変形した部分を矯正。
これでかなり真円に近くなった。
あとはミニハンマーで出っ張りを叩いたり指で押したりして、最終的にシフターが通るところまで直した。
せっかく変形は解消したので、穴を共加工するときのハンドルバーと延長パイプの中心も合わせておきたい。

副え木代わりの20×20のアルミアングルを結束バンドで縛り付けて、

その状態でΦ3の貫通穴を加工。
この方法での反省点は、Φ3穴を対向して2つ開ける際アングルを縛り直したが、それで若干ずれた気がする。
可能であれば10×10のアングル2本とか、丸棒4本を縛りつけたままで2つの穴を一気に開けた方がよい。
それと、延長パイプ側の結束バンドも2本使った方が、より真っすぐになっただろう。

なんとか穴開けも片付いた。

上手く組み立てられた。
見た目が汚いのは隠れるからオッケー。

2つの穴がジャスト180°に対向していないのはきっと気のせい。

左右とも、グリップシフターが装着できた。
まだいくつか課題はあるが、とりあえず一番手のかかる作業は乗り越えたと思っている。
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右のグリップシフターのために作った延長パイプが、左もグリップ化するためもう1個必要になった。
が、変形が出て難航していることに触れたのが前回。
ビギナーズラックよろしく、ぶっつけ本番で初めて作った部品の方が2つ目以降より上手くいくことは多い。
今回がまさに、そう。
今回の記事が、同様の問題解決のヒントなれば幸いである。
ていうか、今後自分が難儀したときのあんちょこ代わり、というのが本音ではある。
前回はアンテナ本体パイプのストレート部を使ったが、残りの部材をそのまま使うと導波器(枝)の部分。
枝を切り捨ててストレート部を使うか、枝の部分を使うか迷ったが、機能上問題ないと判断して枝有りを使用。

まず枝を切り落として、
途中工程は前回と同じなので割愛。

ここまでは難なくできた。
で、内側に残った枝が、

「機能上問題なく」なかった。
バーエンドプラグが入らない。
実をいうと、ハンドルに挿し込んでΦ3穴を共加工するための木片も挿し込めない。

このとき得た知見を活かし、難なく枝を撤去。

バーエンドプラグがちゃんと入った。
まではよかったが、ハンドルバーを挿し込む部分をクランク状に曲げるときに、

枝を撤去した穴のせいで円筒部の剛性が足りず、今回は変形。
直径で0.5~1.0mmほど歪になってしまった。

そのせいで引っ掛かって、グリップシフターに挿し込めない。
今さらだが、内側に残った枝の撤去前にクランク状曲げをやっていれば、本体の変形は抑えられたはずだ。
ほんと、後悔先に立たずである。
ここで途方に暮れてしまった。
もちろん、これは捨ててアンテナの枝の無いストレート部分から切り出せば上手くいくかもしれない。
しかし、もう一度同じ作業をするのもつまらない。
そして思いついたのが、

内径Φ22.2のクランプで締める。
今回のレボシフトSL-RV400はイモネジでの固定だから駄目だが、これまで使っていたSL-M310はバンド式。
マイナスドライバーで抉ってクランプの口を拡げてパイプを突っ込み、締め込んで変形した部分を矯正。
これでかなり真円に近くなった。
あとはミニハンマーで出っ張りを叩いたり指で押したりして、最終的にシフターが通るところまで直した。
せっかく変形は解消したので、穴を共加工するときのハンドルバーと延長パイプの中心も合わせておきたい。

副え木代わりの20×20のアルミアングルを結束バンドで縛り付けて、

その状態でΦ3の貫通穴を加工。
この方法での反省点は、Φ3穴を対向して2つ開ける際アングルを縛り直したが、それで若干ずれた気がする。
可能であれば10×10のアングル2本とか、丸棒4本を縛りつけたままで2つの穴を一気に開けた方がよい。
それと、延長パイプ側の結束バンドも2本使った方が、より真っすぐになっただろう。

なんとか穴開けも片付いた。

上手く組み立てられた。
見た目が汚いのは隠れるからオッケー。

2つの穴がジャスト180°に対向していないのはきっと気のせい。

左右とも、グリップシフターが装着できた。
まだいくつか課題はあるが、とりあえず一番手のかかる作業は乗り越えたと思っている。
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