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センタースタンド沼 (その4?)

先日のポタリングあたりで、センタースタンドで立てた時の傾斜角増大が顕著になってきた。
センタースタンド沼再来?

で、傾斜量を測ってみた。
e210813_01.jpg
34mm!マジで?

一応解決したはずだったセンタースタンド沼 (その3)のときで、傾斜量17.5mm。

傾きすぎだった純正スタンド当時の数字は未計測だが、今の傾斜角は純正当時に勝るとも劣らない。
ていうか、より悪い方なので「劣るとも勝らない」というべきか。

この「アトラン ムーヴ」は当初9mmから早々に20mmまで傾いて件の対策を行ったのに、更に進行したの?

とりあえずセンタースタンドを外すために車体を起こそうとしたら違和感。
ん?


ねじ緩んでるやん!

ま、考えてみたらたいして不思議な話ではない。
e210813_07.jpg
スタンドはねじ1本止めで、立てた時に黄色い矢印方向に回す力が働く。
これはねじ(雌ねじ側)を緩める方向だ。

通常、ねじ止めの部品は須く2本以上のねじを使うか、1本なら別途回り止めの対策を行うのが定石。
もちろん、ブレーキレバーのようにボルト頭が座る面と雌ねじ(タップ)側が相対的に回転しなければ1本でいい。
これまで複数種類のセンタースタンドを何度も脱着していて緩んだ経験が無かったので油断してた。
強いて言えば、雄ねじと雌ねじの加工精度が悪い(締め付け前のガタが大きい)と緩み易い。

考えられるのは、前回挟んだアルミシートがヘタって締め付け力が低下した可能性。

それでは、ねじの緩み止め対策を行うことにして、
e210813_02.jpg
一旦ねじを緩めて、

e210813_03.jpg
ボルトに塗布していたグリースを

e210813_04.jpg
きれいに拭う。
ちなみに、雌ねじ側を拭うのは限界があるので、きれいにしたボルトを抜き差ししてはボルトを拭う、
というのを繰り返して(そこそこ)きれいにした。

k210322_08.jpg
いつも使っているねじゆるみ止め剤 Scotch-Weld TL22J (低強度・中粘度)を、

e210813_05.jpg
塗布して再組立て。

結果を確認すると、
e210813_06.jpg
件の対策時(17.5mm)より少ない(立った)10mm。

これはなぜかというと、スタンド取付面がある程度回転可能で、今回は上から見て反時計方向に少し回したため。

これで多分大丈夫だと思うし、もしまた緩んだら今度はケミカルで脱脂してからゆるみ止め剤を塗り直そう。

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Author:potaiko
関西在住のミニベロ=ちっちゃい自転車乗りです。
ポタリング/サイクリングの話題と自転車いじり(いわゆるカスタム)の話題が中心。
現在の愛車は5号車(こちら)、6号車(こちら)と7号車(こちら)の3台!

過去には、持ってるけど現在不稼働の1号車(こちら)、譲渡済みの2号車と3号車(こちら)、譲渡済みだがもうすぐ帰ってきそうな4号車(こちら)が存在している。

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