8速→9速化もいいかもしれない【まだ想像の世界】
- 2021/08/19
- 22:54
以前の記事で現状の8速から9速や10速に変更した場合を検討したことがある。
この時は、「私の場合メリットが無い」ことの裏付けを説明することで終わった。
現在、我が愛車のラインアップは、
11-30T(8速)×48T(シングル)=5号車
11-30T(8速)×52/39T(ダブル)=6号車
12-32T(8速)×53T(シングル)=7号車
となっている。
5号車はこれ以上カスタマイズする気はないが、7号車の坂性能にもう少し余裕が欲しい。
かといって、フロントをダブルに改造するのは大変。
ところで、上記の記事で9速化や10速化にメリットが無いとしたのには、最大歯数32Tの自主規制があった。
これは、ロードコンポのリアディレーラーを使いたいからである。
(Max.34Tのロードコンポも有ったっけ?)
そして、ロードコンポに拘る理由は、ずいぶん昔に遡る。

これは高校入学祝いに買ってもらった10段変速(!)のスポーツ車だ。
その後、アルバイト代を全部つぎ込んで、就職する頃にはすべての部品とフレームが入れ替わった、
という話はどうでもよくて、
これに付いているリアディレーラーはサンツアーGT。
こいつのレスポンスがダメダメで、
サンツアーVラックス⇒ユーレー チャレンジャー⇒サンツアー シュパーブプロ⇔シマノ デュラエース
と変遷した。
GTのレスポンスが悪い理由として聞いたのは、ケージが振り子式だから。
つまり、上のジョッキープーリーの中心とケージの回転中心が同じってことね。
チャレンジャーも振り子式だが、そもそもサンツアーやシマノのように多段ギアに沿って斜めに動く機構じゃないから、振り子以前の問題でレスポンスは悪い。(かなりオーバーシフトして使いこなす技量が要る)
一方、シュパーブとデュラは天秤式。
シフトして、隣の歯に乗り移るときチェーンが持ち上がるが、それに合わせてジョッキープーリーが逃げるからスムーズに変速できるんだと。
振り子式だとジョッキープーリーは逃げようがない。(特にサンツアー方式)
この理屈が永らく脳みその皴にこびりついていて、最新のMTBコンポを本能的に避けていたというわけ。
こんなこと言うと、今はデュラもアルテも上位コンポは全部振り子式ですが?って言われるよね。
きっとその問題は無いんだろう。
といううことで、振り子式のRDを視野に入れると
↓これがあるじゃないか。
CS-HG201-9(シマノ公式)
11-13-15-17-20-23-26-30-36T (bw)
11~30が今の8速と全く同じギヤコンビネーションで、リーサルウェポン36Tを搭載。
53×(30/36)=44.167
リア30T×フロント44T相当。
6号車のETRTO 451(20×1-3/8WO)に対して7号車はETRTO 406(20×1.5HE)だから、タイヤ外周小さい分、30T×39Tの6号車の軽さに多分遜色ない。
しかも、11Tと13Tが単独で交換可能なので、チェーン交換時にカセット丸ごと交換しなくて済みそう。
ちなみに、上位グレードのCS-HG400-9を選んでも、11-36Tの場合は11Tと13Tしか交換できない。
→シマノ ディーラーマニュアルDM-RBCS001-02
これに、ALTUS、ACERA、ALIVIO辺りのRDを組み合わせれば完璧。
メーカー公式の写真とか見る限り、ALTUSとACERAにスペック上の差は見当たらない。
あとは値段と見た目で選べばよさそうかな。
今は部品が高騰しているので様子見だが、値段が戻ってきたらちょっと本気で検討したい。
人道的な意味でも、早くマレーシアのロックダウンが解除されて経済が軌道に乗ればいいなと願っている。
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この時は、「私の場合メリットが無い」ことの裏付けを説明することで終わった。
現在、我が愛車のラインアップは、
11-30T(8速)×48T(シングル)=5号車
11-30T(8速)×52/39T(ダブル)=6号車
12-32T(8速)×53T(シングル)=7号車
となっている。
5号車はこれ以上カスタマイズする気はないが、7号車の坂性能にもう少し余裕が欲しい。
かといって、フロントをダブルに改造するのは大変。
ところで、上記の記事で9速化や10速化にメリットが無いとしたのには、最大歯数32Tの自主規制があった。
これは、ロードコンポのリアディレーラーを使いたいからである。
(Max.34Tのロードコンポも有ったっけ?)
そして、ロードコンポに拘る理由は、ずいぶん昔に遡る。

これは高校入学祝いに買ってもらった10段変速(!)のスポーツ車だ。
その後、アルバイト代を全部つぎ込んで、就職する頃にはすべての部品とフレームが入れ替わった、
という話はどうでもよくて、
これに付いているリアディレーラーはサンツアーGT。
こいつのレスポンスがダメダメで、
サンツアーVラックス⇒ユーレー チャレンジャー⇒サンツアー シュパーブプロ⇔シマノ デュラエース
と変遷した。
GTのレスポンスが悪い理由として聞いたのは、ケージが振り子式だから。
つまり、上のジョッキープーリーの中心とケージの回転中心が同じってことね。
チャレンジャーも振り子式だが、そもそもサンツアーやシマノのように多段ギアに沿って斜めに動く機構じゃないから、振り子以前の問題でレスポンスは悪い。(かなりオーバーシフトして使いこなす技量が要る)
一方、シュパーブとデュラは天秤式。
シフトして、隣の歯に乗り移るときチェーンが持ち上がるが、それに合わせてジョッキープーリーが逃げるからスムーズに変速できるんだと。
振り子式だとジョッキープーリーは逃げようがない。(特にサンツアー方式)
この理屈が永らく脳みその皴にこびりついていて、最新のMTBコンポを本能的に避けていたというわけ。
こんなこと言うと、今はデュラもアルテも上位コンポは全部振り子式ですが?って言われるよね。
きっとその問題は無いんだろう。
といううことで、振り子式のRDを視野に入れると
↓これがあるじゃないか。
CS-HG201-9(シマノ公式)
11-13-15-17-20-23-26-30-36T (bw)
11~30が今の8速と全く同じギヤコンビネーションで、リーサルウェポン36Tを搭載。
53×(30/36)=44.167
リア30T×フロント44T相当。
6号車のETRTO 451(20×1-3/8WO)に対して7号車はETRTO 406(20×1.5HE)だから、タイヤ外周小さい分、30T×39Tの6号車の軽さに多分遜色ない。
しかも、11Tと13Tが単独で交換可能なので、チェーン交換時にカセット丸ごと交換しなくて済みそう。
ちなみに、上位グレードのCS-HG400-9を選んでも、11-36Tの場合は11Tと13Tしか交換できない。
→シマノ ディーラーマニュアルDM-RBCS001-02
これに、ALTUS、ACERA、ALIVIO辺りのRDを組み合わせれば完璧。
メーカー公式の写真とか見る限り、ALTUSとACERAにスペック上の差は見当たらない。
あとは値段と見た目で選べばよさそうかな。
今は部品が高騰しているので様子見だが、値段が戻ってきたらちょっと本気で検討したい。
人道的な意味でも、早くマレーシアのロックダウンが解除されて経済が軌道に乗ればいいなと願っている。
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