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ペダル交換の成果 (BAZOOKA R104→MKS MT-Lux Compe)

7号車(ESR Pursuer)のBBボトムブラケット回転の重さを疑ってバラそうとしたが、今のところ中断している。
中止ではないぞ!念のため。

全天候マッスィーンの5号車に乗っててふと思ったのが、

軽いねー。
MKS(三ヶ島)の MT-Lux Compe である。

帰ってから7号車で確認すると、

なんじゃこりゃー?!(某有名俳優風に)
Bazooka(バズーカ)の R104 トレッキングペダルである。

クルマのサスペンションなら「ダンピングが良く効いた」って褒められるだろうが、ペダルはダメでしょ。

BB重いが行き詰まっている代わりと言っちゃなんだが、5号車と7号車でペダルをスワップしてみることにした。
そのテストが、実は先日の頭が痛くなったポタだったのである。

結論から言うと、
R104がクレヨンだとすれば、MT-Lux Compeはゲルインキボールペン。
コネコネがスラスラって感じで、踏み心地が明確に違う。
これまで摩擦があったことが、摩擦が激減してみて初めて分かる。
5号車に比べて7号車が重く感じるのはタイヤのせい、と思っていたが、このペダルの影響は明らかにある。

この回転調子差がどこから生まれるのか。
BAZOOKA R104を購入したサイトには、確かに「シールドベアリング」と書いてあった。
にも拘わらず回転が渋い。
この時は「「予圧」がかけられているのではないか」で片づけたが、この重さはどうも違う。

とはいえ、どこで読んだか覚えてないし見つからないんだが、確か「バラすな」と書いてあった気がする。
バラシて戻せなくなるとそれはそれで勿体ない。

色々調べてみたんだが、BAZOOKAの商品ページが見つけられない。

代わりに、WELLGOのこのページ(R104B 3IN1)の製品に、型番も含めて瓜二つ。
この製品のベアリングは「DU / Sealed」。先端側がDUブッシュで根元側がシールドベアリング。
DUブッシュは滑り軸受で、コスト、コンパクトさ、メンテナンスフリーの面で優れている半面、
摩擦抵抗は一般に転がり軸受(ボールベアリング、シールドベアリング)より劣るとされるのはご承知の通り。
冒頭の動画は実は実用上大きな問題ではなくて、負荷がかかったときの摩擦抵抗の差が問題なんだけどね。

上記ページに「Ball Bearing Version as R104」の記載もあるが、この感触は滑り軸受なんじゃねーの?

いずれにしても、当面このスワップ状態で様子を見ることにした。

………

≪交換作業編≫
ついでに、興味ないと思うけどペダル交換作業の報告。
トークリップ/トーストラップの脱着とか若干の面倒があったので。

e220323_03.jpg
7号車に付いているBazooka R104を外そう。
5号車のMKS MT-Lux Compeも事前に外してある。(写真省略)
どちらのペダルも自分で付けたのでクランクのような固着は無く、鼻歌交じりの作業である。

e220323_04.jpg
左がMT-Lux Compe、右がBazooka R104。

e220323_05.jpg
MT-Lux Compe(左)のトークリップはWELLGO MT-11(Mサイズ)。
一応こちらでチラッと紹介しているが、大き過ぎたので自作の偽革巻きである。
漕ぎ出しでクリップを拾う前に地面と擦れることが多く、左足は破れて喪失している。

Bazooka R104(右)のトークリップはWELLGO MT-11-L(Lサイズ)。
こちらで改造しているので、Mサイズより浅い。
ご覧のようにペダルの踏面前後長も違うし、クリップストラップは元のまま残したい。

e220323_08.jpg
てことで、まずMT-Lux Compeのクリップ/ストラップ取り外し。

ちなみにMT-Lux Compeは、
e220323_06.jpg
内寄りのストラップ穴に少しずれ(おそらく意図的)があるので、ストラップの脱着が少し難しい。
それと、ケージプレートをカシメた出っ張りが邪魔なので、クリップとの間に自作のスペーサーを入れている。

さらに、シャフトに錆が出ている。
雨が吹き込む半屋外保管なのでやむを得ない部分もあるが、
e220323_07.jpg
クロームメッキ層が浮いて剥がれかけている。
下地処理に若干問題があったのかもしれないね。
ねじ部分にも剥離が見られるので、クランクのねじ山を多少痛める恐れもあるが、まあいいや。

e220323_09.jpg
Bazooka R104のクリップ/ストラップも取り外すんだが、こちらは通し穴が整列しているので楽。

全部バラしてから気付いたのが、
e220323_10.jpg
トークリップを付ける穴のピッチが違う!
市販のトークリップは長孔なので問題ないが、上記 Lサイズの方は改造で丸穴にしたので、互換性が無い。
てことで、せっかく外したけどクリップとペダルは元の組み合わせに戻すことにした。
但し、7号車のストラップは本革で、半屋外保管の5号車に使いたくなくて、これだけはキャリーオーバー。

e220323_11.jpg
せっかく外したので、シャフトの錆は定番ピカールで、

e220323_12.jpg
ここまではきれいにした。

e220323_13.jpg
偽革巻きは見苦しいので除去。
ちなみに、3年間使用した。

e220323_14.jpg
てことで、準備完了。
7号車の装着状況は先日のポタ写真参照だ。
悪目立ちするペダルの青が無くなってすっきりした、かな。

あ゛ー、こうなるとやっぱりBBの調子を確認したいな゛ー。

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コメント

シャフトの錆は定番ピカール

これは良い物を教えていただいた。一度買って試してみたい。あちこち細かな錆が目立つので綺麗にしたいと思います。磨いた後は水洗いでよいのでしょうか?それとも洗剤で洗い流す?

Re: シャフトの錆は定番ピカール

Tomyさん、こんばんは。

ピカールは役に立ちますよ。
私は、磨いた後は乾拭きだけか、制動面とかでなければグリースを薄く塗り拡げるぐらいです。
酸とかは使っていない気がします(素手に付いてもヒリヒリしない)が、念のため洗剤で洗うのもいいかもしれませんね。
あと、広い面を磨くときはウエスの代わりに食品用ラップフィルムにピカールを付けて磨くと、浸み込まないので効率よく作業できるという裏技もあります。

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potaiko

Author:potaiko
関西在住のミニベロ=ちっちゃい自転車乗りです。
ポタリング/サイクリングの話題と自転車いじり(いわゆるカスタム)の話題が中心。
現在の愛車は5号車(こちら)、6号車(こちら)と7号車(こちら)の3台!

過去には、持ってるけど現在不稼働の1号車(こちら)、譲渡済みの2号車と3号車(こちら)、譲渡済みだがもうすぐ帰ってきそうな4号車(こちら)が存在している。

お約束: このブログは情報の正確さを保証するものではありません。参考にされる場合は、自己責任でお願いします。

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