諏訪神社と天皇池 ポタ(天皇池編)
- 2023/01/10
- 20:29
昨日の「諏訪神社編」の続き。
疲れた脚に思いの外アップダウンが堪えた山麓線を経て、

辿り着いたのは神戸市立須磨離宮公園 植物園。

園内に用事は無いので、東門前のベンチでサザンカ(あるいはツバキ)を眺めながら休憩して、

第二神明道路と並行して坂を上ると、

天皇池に至る道の入口。
自転車の進入を禁止する表示は無い。

入ってすぐの「天井川憩いの広場」。
ビオトープになっていて、川エビ、シジミ、カワニナをはじめとする11種の生き物を育成しているらしい。

憩いの広場を過ぎると、いきなり道が細くなる。
私のような怖がり(ハチ、ヘビ、ウルシの類い)には冬がいい。
尤も、ウルシの類いは葉っぱが無い冬の方がリスク高そうだが。

倒木を潜って少し行くと、
長ーいレンズのカメラ(カメラにレンズが付いてるのかレンズにカメラが付いてるのか)を構えた男性3人。
ちょうど猛禽類を見つけて盛り上がっていた様子。
「自転車はすぐそこで行き止まりですよ」
「MTBならまだしも、その自転車じゃー絶対無理」
とりあえず行けるところまで行ってみます。

ナンテンの木を過ぎてすぐ、フェンスで阻まれた狭路。
カメラさん達から 20m もない。ホント「すぐそこで行き止まり」でした。
フェンスの向こうに見えているのは朽ちたブロック塀。
後掲の地図を「ESRI Topo」に切り替えると「Temple」と書かれているので、寺院か何かの跡地か。
自転車を押すにしても横に立って通ることすらできず、後ろからハンドルに手を伸ばして、一列縦隊で通過。

通過した次の刹那、その先の道は「この自転車じゃー絶対無理」。
ここに置いて行くわ。

その先もスリッピーで横に傾いた細道。
たとえMTBでも相当な上級者でないと無理じゃないの?

こんな靴底なので、歩くのもそれはそれで気を遣う。

少し行くと水たまり。〔図1〕
右奥の岩から右と左に道が伸びているようだ。

水たまりを過ぎて振り返ると、小山に人が上り下りした跡が。
登れっちゅーことやな。

登ってみると、図1の右の道が少し見通せた。
他特に収穫なし。
下りる。

なんとなく嗅覚(実際の臭いではない)に頼って「右の道」を行くと、
沢歩きですか?

我慢して行くと、向こうにいい感じの階段が見えてるんだが、細いトラロープが張ってある。
戻る。
今度は図1「右奥の岩」を左に行くと、

親切にも
私の嗅覚が当てにならんことはわかった。

もうワクワクするテクニカルコースである。

右に見える砂防ダムの上へはクイックな九十九折れ。

その上にも天皇の池への案内表示。〔図2〕
ありがとうございます > 誰か

そこから先、どう考えても明後日の方向に向かう上り坂。
こんな方向に池?
川無いぞ。

尾根筋に出てあそこが頂上。

少し下ると分岐点。
天皇の池は右。

案の定、さっきの上りと同じぐらい下り坂。
もうやめていいですか?

と、弱気になってきたところで、なんか小綺麗な柵が見える。
ここをワッと下ってワッと上ればもうすぐそこ。
しかも、その右下にはトンネルらしきものも見えるじゃないか。

乢まで下ると、産業遺産レベルのトンネル。

間近まで行ける。

中に入ってヤバい物とかヤバい者とか潜んでたら泣いちゃうので、外からストロボ撮影だけで堪忍したった。
実は、帰ってから写真確認するのも、ちょっとビクビクやった。
そしてー、

天皇池!
試行錯誤したが、現物の色が写真で出せなかった。
私の感覚では、濃いビリジャン。
吸い込まれるように美しく、底に堆積した枯れ葉もはっきり見える。
さすが、須磨離宮の御殿に供給するための水源に相応しいきれいさだ。

その説明看板。
先ほどのトンネルは大雨の土砂水をバイパスするためのものらしい。
この先には「須磨森の名水」もあるようだが、楽しみは今度の機会にとっておこう。
(帰る口実)
上って下った以上、帰りも上って下らないといかん。しんどい。

ところでさっきの図2のポイント、
さっき進んだ左に逸れる上り坂とは別に、右に下る道があるのを見つけた。
これ、もしかしてあのトンネルの近くに出られるんじゃない?
まー、これも今度の機会にとっておこう。

砂防ダムから下る道、上りは気にならなかったが、一歩踏み外すと結構危ないやん。
(右ヘアピンカーブのクリッピング外側が崖)

図1の水たまり近くまで戻ってきた。
ここまで来れば一安心。
鳥撮りのおいちゃんたちの横を会釈して過ぎると、

天井川憩いの広場。(色補正サボり)

自転車を立てかけた石垣にござるしようと思ったら、

シカの糞ですよねっ!
そこここに落ちてる。
立って休憩。
腰に手を当ててペットボトルを呷る。
うーん、達成感。(ほどほど)

そういえばサイクリングのはずだったので、気持ちよく坂を下って須磨海水浴場。

遠くには日本丸、かな?
帰りはマイルドな追い風に乗って国道43号線。
東行きはヨンサンに限るわー。
今回のルート(昨日と同じ)
なお、ブレーキレバーとグリップの角度を変えた成果だが、手首が全然痛くならなかった。
そこ!「歩いてばかりだったからでしょ」て言わない!
←このボタンをクリックすると書いている人が喜びます(それだけです)
にほんブログ村
疲れた脚に思いの外アップダウンが堪えた山麓線を経て、

辿り着いたのは神戸市立須磨離宮公園 植物園。

園内に用事は無いので、東門前のベンチでサザンカ(あるいはツバキ)を眺めながら休憩して、

第二神明道路と並行して坂を上ると、

天皇池に至る道の入口。
自転車の進入を禁止する表示は無い。

入ってすぐの「天井川憩いの広場」。
ビオトープになっていて、川エビ、シジミ、カワニナをはじめとする11種の生き物を育成しているらしい。

憩いの広場を過ぎると、いきなり道が細くなる。
私のような怖がり(ハチ、ヘビ、ウルシの類い)には冬がいい。
尤も、ウルシの類いは葉っぱが無い冬の方がリスク高そうだが。

倒木を潜って少し行くと、
長ーいレンズのカメラ(カメラにレンズが付いてるのかレンズにカメラが付いてるのか)を構えた男性3人。
ちょうど猛禽類を見つけて盛り上がっていた様子。
「自転車はすぐそこで行き止まりですよ」
「MTBならまだしも、その自転車じゃー絶対無理」
とりあえず行けるところまで行ってみます。

ナンテンの木を過ぎてすぐ、フェンスで阻まれた狭路。
カメラさん達から 20m もない。ホント「すぐそこで行き止まり」でした。
フェンスの向こうに見えているのは朽ちたブロック塀。
後掲の地図を「ESRI Topo」に切り替えると「Temple」と書かれているので、寺院か何かの跡地か。
自転車を押すにしても横に立って通ることすらできず、後ろからハンドルに手を伸ばして、一列縦隊で通過。

通過した次の刹那、その先の道は「この自転車じゃー絶対無理」。
ここに置いて行くわ。

その先もスリッピーで横に傾いた細道。
たとえMTBでも相当な上級者でないと無理じゃないの?

こんな靴底なので、歩くのもそれはそれで気を遣う。

少し行くと水たまり。〔図1〕
右奥の岩から右と左に道が伸びているようだ。

水たまりを過ぎて振り返ると、小山に人が上り下りした跡が。
登れっちゅーことやな。

登ってみると、図1の右の道が少し見通せた。
他特に収穫なし。
下りる。

なんとなく嗅覚(実際の臭いではない)に頼って「右の道」を行くと、
沢歩きですか?

我慢して行くと、向こうにいい感じの階段が見えてるんだが、細いトラロープが張ってある。
戻る。
今度は図1「右奥の岩」を左に行くと、

親切にも
天皇の池 ← |
私の嗅覚が当てにならんことはわかった。

もうワクワクするテクニカルコースである。

右に見える砂防ダムの上へはクイックな九十九折れ。

その上にも天皇の池への案内表示。〔図2〕
ありがとうございます > 誰か

そこから先、どう考えても明後日の方向に向かう上り坂。
こんな方向に池?
川無いぞ。

尾根筋に出てあそこが頂上。

少し下ると分岐点。
天皇の池は右。

案の定、さっきの上りと同じぐらい下り坂。
もうやめていいですか?

と、弱気になってきたところで、なんか小綺麗な柵が見える。
ここをワッと下ってワッと上ればもうすぐそこ。
しかも、その右下にはトンネルらしきものも見えるじゃないか。

乢まで下ると、産業遺産レベルのトンネル。

間近まで行ける。

中に入ってヤバい物とかヤバい者とか潜んでたら泣いちゃうので、外からストロボ撮影だけで堪忍したった。
実は、帰ってから写真確認するのも、ちょっとビクビクやった。
そしてー、

天皇池!
試行錯誤したが、現物の色が写真で出せなかった。
私の感覚では、濃いビリジャン。
吸い込まれるように美しく、底に堆積した枯れ葉もはっきり見える。
さすが、須磨離宮の御殿に供給するための水源に相応しいきれいさだ。

その説明看板。
先ほどのトンネルは大雨の土砂水をバイパスするためのものらしい。
この先には「須磨森の名水」もあるようだが、楽しみは今度の機会にとっておこう。
(帰る口実)
上って下った以上、帰りも上って下らないといかん。しんどい。

ところでさっきの図2のポイント、
さっき進んだ左に逸れる上り坂とは別に、右に下る道があるのを見つけた。
これ、もしかしてあのトンネルの近くに出られるんじゃない?
まー、これも今度の機会にとっておこう。

砂防ダムから下る道、上りは気にならなかったが、一歩踏み外すと結構危ないやん。
(右ヘアピンカーブのクリッピング外側が崖)

図1の水たまり近くまで戻ってきた。
ここまで来れば一安心。
鳥撮りのおいちゃんたちの横を会釈して過ぎると、

天井川憩いの広場。(色補正サボり)

自転車を立てかけた石垣にござるしようと思ったら、

シカの糞ですよねっ!
そこここに落ちてる。
立って休憩。
腰に手を当ててペットボトルを呷る。
うーん、達成感。(ほどほど)

そういえばサイクリングのはずだったので、気持ちよく坂を下って須磨海水浴場。

遠くには日本丸、かな?
帰りはマイルドな追い風に乗って国道43号線。
東行きはヨンサンに限るわー。
今回のルート(昨日と同じ)
なお、ブレーキレバーとグリップの角度を変えた成果だが、手首が全然痛くならなかった。
そこ!「歩いてばかりだったからでしょ」て言わない!
- 関連記事
-
- 安威川ダムとその先を往く ポタ(その1) (2023/02/11)
- リベンジ!例のスイーツ ポタ (2023/02/08)
- でっかい岩を見に行くだけのポタ (2023/02/04)
- それではちょっとユニバでも ポタ (2023/01/21)
- 車検ポタ(副題:梅は咲いたか) (2023/01/20)
- 諏訪神社と天皇池 ポタ(天皇池編) (2023/01/10)
- 諏訪神社と天皇池 ポタ(諏訪神社編) (2023/01/09)
- 走り初めは三田から (2023/01/03)
- 走り納めはポーアイ (2022/12/30)
- 近隣ポタ【寒い、寒いぞ】 (2022/12/18)
- 安満遺跡公園ポタ (2022/12/10)
スポンサーサイト

にほんブログ村