電話のボタンの接触が悪い【お掃除だねっ】
- 2023/01/11
- 22:02
はいっ!「手あたり次第分解してみよう」のコーナーです。
今回の犠牲者は、ブラザー複合機のコードレス電話機です。
その電話機(今思ったけど、動作部分の無いデンワキは「機」じゃなくて「器」じゃねーの?)、最近ボタンの接触が悪くて、特に「切」のボタンが20回以上押さないと反応しない。
(充電台に置けば切れるけど)
ダイニングキッチンに置いてるから、コンタクトラバースイッチが油汚れしてるんかな。

じゃあ分解。

裏蓋を開けて、

バッテリーのコネクタを外すのは先っちょを L字に曲げた potaiko特製ピンセットを使用。
ところがよく見てみると、ねじ頭の穴が六芒星。
しかも真ん中にピンが立ってる。
トルクス(あるいはヘックスローブ)の「いじり止め」(あるいは「いたずら防止」)タイプ。
参考サイト: 「トルクスとは?測り方,ミリ換算,適応ネジ径を解説」(ミツオの工具箱.com さん)

上記サイトを参考に穴のサイズを測って、だいたい 2.3mm だったのでとりあえずサイズ T8。
トラスコ製品でも 200円しないので、仮に間違ってたら買い直せばいい。

ジャストフィーット!

ねじ2本を外すと、あとはパッチン止め(スナップフィット)を順番に外して御開帳~。

側面のパッチン止めは両側3か所ずつ。(赤矢印)
背面のカバーが被さるように掛かっているので、下から順に爪か薄い工具で解除して行く。
ちなみに黄色矢印は、次の工程で基盤を外すときのねじ(2本)。

最後に、背面カバーを上にずらしながら天辺のフック(赤矢印)から外す。
小さなアンテナがカワイイな。
そのフック取り外しは少し固いが、力任せに外そうと勢い余ってオーバーランすると、

底面に仕込まれた非接触充電用二次コイルのエナメル線が破断して一巻の終わりなるおそれがある。
しかも、真ん中辺にあるスピーカーのリード線より短いときてる。
この写真ぐらいまでしか開くことができない。
超要注意なのである。

上記黄色矢印のねじを緩めて基板を外すと、後の作業はずいぶん楽になる。
とはいえ、スピーカーのリード線で繋がってはいる。
思っていたより全然汚れてない。
でもまあせっかく分解したので、
昔懐かしいカセットデッキやビデオデッキのラバークリーナーと綿棒を用意して、

基板側の接点をゴシゴシ。
結構汚れてた。
ていうか、この記事書きながら検索してて「カーボン接点には触っちゃだめ」っていうフレーズを見つけたんだが、見なかったことにしよう。

ラバークリーナーで濡れてるのを綿棒の反対側で乾拭きして、こちらは完了。

お次は接点ラバー。
全然汚れてなかった。
これもこのあと乾拭き。
面白かったのが、これまで見たコンタクトラバースイッチだと、基板側に櫛歯状の接点が噛み合うようにプリントされて、丸い接点ラバーで櫛歯を短絡する(ONにする。回路を閉じる)ようになってたんだが、この製品では「い」の字に配置された基板側接点を二股の接点ラバーで短絡するスタイルだったこと。
接触が悪い時、ボタンを上下にグリグリ揉んでたんだが、この形状なら左右にグリグリする方がよさそう。

清掃が終わって基板をねじ止めしたら、二次コイルを痛めないように注意深く差し込んで、

ヘックスローブを締めてバッテリーのコネクタを挿せば完了。
なお、この製品の取説を注意深く調べたが、バッテリーを外す前に電源を落とす手段がない。
「切」ボタンが運良く押せても、着信待機状態で通電している。
気持ち悪いなーと思いながら、電源が入ったままバッテリー外してまた繋いだけど、問題なく動作している。
さて分解清掃の成果。
「切」のボタンを 5回ぐらい押すと切れるようになった。
ましにはなったが、これってどうなんだろう。
しかも、これまで問題なかった「1」のボタンがたまに空振りするようになった。
これからは「1」の無い番号にだけ掛けるようにすればいいか。
※あきまへん
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今回の犠牲者は、ブラザー複合機のコードレス電話機です。
その電話機(今思ったけど、動作部分の無いデンワキは「機」じゃなくて「器」じゃねーの?)、最近ボタンの接触が悪くて、特に「切」のボタンが20回以上押さないと反応しない。
(充電台に置けば切れるけど)
ダイニングキッチンに置いてるから、コンタクトラバースイッチが油汚れしてるんかな。

じゃあ分解。

裏蓋を開けて、

バッテリーのコネクタを外すのは先っちょを L字に曲げた potaiko特製ピンセットを使用。
ところがよく見てみると、ねじ頭の穴が六芒星。
しかも真ん中にピンが立ってる。
トルクス(あるいはヘックスローブ)の「いじり止め」(あるいは「いたずら防止」)タイプ。
参考サイト: 「トルクスとは?測り方,ミリ換算,適応ネジ径を解説」(ミツオの工具箱.com さん)

上記サイトを参考に穴のサイズを測って、だいたい 2.3mm だったのでとりあえずサイズ T8。
トラスコ製品でも 200円しないので、仮に間違ってたら買い直せばいい。

ジャストフィーット!

ねじ2本を外すと、あとはパッチン止め(スナップフィット)を順番に外して御開帳~。

側面のパッチン止めは両側3か所ずつ。(赤矢印)
背面のカバーが被さるように掛かっているので、下から順に爪か薄い工具で解除して行く。
ちなみに黄色矢印は、次の工程で基盤を外すときのねじ(2本)。

最後に、背面カバーを上にずらしながら天辺のフック(赤矢印)から外す。
小さなアンテナがカワイイな。
そのフック取り外しは少し固いが、力任せに外そうと勢い余ってオーバーランすると、

底面に仕込まれた非接触充電用二次コイルのエナメル線が破断して一巻の終わりなるおそれがある。
しかも、真ん中辺にあるスピーカーのリード線より短いときてる。
この写真ぐらいまでしか開くことができない。
超要注意なのである。

上記黄色矢印のねじを緩めて基板を外すと、後の作業はずいぶん楽になる。
とはいえ、スピーカーのリード線で繋がってはいる。
思っていたより全然汚れてない。
でもまあせっかく分解したので、
昔懐かしいカセットデッキやビデオデッキのラバークリーナーと綿棒を用意して、

基板側の接点をゴシゴシ。
結構汚れてた。
ていうか、この記事書きながら検索してて「カーボン接点には触っちゃだめ」っていうフレーズを見つけたんだが、見なかったことにしよう。

ラバークリーナーで濡れてるのを綿棒の反対側で乾拭きして、こちらは完了。

お次は接点ラバー。
全然汚れてなかった。
これもこのあと乾拭き。
面白かったのが、これまで見たコンタクトラバースイッチだと、基板側に櫛歯状の接点が噛み合うようにプリントされて、丸い接点ラバーで櫛歯を短絡する(ONにする。回路を閉じる)ようになってたんだが、この製品では「い」の字に配置された基板側接点を二股の接点ラバーで短絡するスタイルだったこと。
接触が悪い時、ボタンを上下にグリグリ揉んでたんだが、この形状なら左右にグリグリする方がよさそう。

清掃が終わって基板をねじ止めしたら、二次コイルを痛めないように注意深く差し込んで、

ヘックスローブを締めてバッテリーのコネクタを挿せば完了。
なお、この製品の取説を注意深く調べたが、バッテリーを外す前に電源を落とす手段がない。
「切」ボタンが運良く押せても、着信待機状態で通電している。
気持ち悪いなーと思いながら、電源が入ったままバッテリー外してまた繋いだけど、問題なく動作している。
さて分解清掃の成果。
「切」のボタンを 5回ぐらい押すと切れるようになった。
ましにはなったが、これってどうなんだろう。
しかも、これまで問題なかった「1」のボタンがたまに空振りするようになった。
これからは「1」の無い番号にだけ掛けるようにすればいいか。
※あきまへん
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