背割堤と恵解山古墳からのー 120km
- 2023/03/04
- 11:13
先日、相方の提案で「しだれ梅と落ち椿」で有名な城南宮に行ってみた。クルマだが。
しっかり入場料を払ったが、開催期間初め頃だったので、開花状況は3分行ってるかどうかだった。
永沢寺の花しょうぶ園も、たつの市の世界の梅公園も、白井大町藤公園も、見頃になるまで無料なのに?
そのあと、この記事で訪ねた神足神社のすぐ近くにある勝竜寺城公園に立ち寄った。
そこの周辺地図に描かれていた「恵解山古墳」、近くを何度か通っているが、知らなかった。
これは行ってみるしかない。
ということで、前置きが長くなったが、昨日走ってきた。

平日とあってとっても空いた走りやすいなにわ自転車道、スズメさん達を眺めながら一休み。

久しぶりの淀川CR。

平日の淀川CRは迷惑ライダーも少なく(居ないわけではない)快適に走れる。

そして「さくらであい館」。
これまた空いていて、ゆったりできる。
≪背割堤≫

背割堤の桜並木はこれまで自転車禁止と思っていたが、河川敷の外周は自転車で走れることを発見。
左のスロープを下る。

木津川サイド。
思っていたより遥かに長く続いている。
これは満開になると凄そうだ。

背割堤先端到達!

宇治川サイド。
こっちの方が桜が近く感じられて好き。
それでは恵解山古墳を目指そう。
桂川を渡る最も近い橋、天王山大橋はサイクリングロードで下を潜ってから渡るのが定石。
なんだが、Google Mapsで徒歩ルートを検索すると、府道13号をそのまま走っても行けるようだ。
「徒歩ルート」を検索したのは、京都エリアでは自転車ルートが検索できないからだ。
実際行ってみると、自転車ではR478にも河川敷にも上がることができず、不本意ながら宮前橋まで迂回した。
≪恵解山古墳≫

ということで恵解山古墳到着。
後円部の天辺は失われて現代のお墓になっている。
そのお墓ができるより先に、山崎合戦で明智光秀が陣を置く際にそういう造作に変えた可能性がある。
解説板の記載↓
「後円部にある現在の墓地が棚田状に3段になっていることや、前方部に大きな掘り込みがあることも、光秀方が恵解山古墳に陣を置いたさいの造作である可能性があります。」

円筒埴輪がきれいに並べられている。

再現された武器埋納施設。
刀(片刃)、剣(両刃)、槍、短刀、大量の矢と、約700点の鉄製品が発掘された、とある。
三川が合流する要衝を押さえていた権力者の力が窺い知れる。
ちなみに、この恵解山古墳は乙訓古墳群(長岡京市のサイト)最大の古墳である。

展示されている復元模型。
右側造り出し部分の傍をよく見ると…

ハト?
なんか芸が細かいなー。
さて、ここで帰っても100km近くにはなる。
どうする?やめとく?
例えば嵐山とか… 12km?!
行けるやん。
≪嵐山≫

ということで、やってきました阪急嵐山駅。(輪行ではない)
嵐山へ来るのはほとんど自転車・原付・クルマ、電車で来たのは高校の時なので、場所すら覚えてなかった。
ふーん、ここにあったのね。

サイクリストのための記念写真用パネル。
※多分違います

中の島橋を渡って、

渡月橋♪
お久です~。
たまたまこのベンチが空いていたので利用したが、そのあと空いていた理由判明。

ハトが一斉に飛び立って、ベンチ隣の樹の上に結集。
糞の雨に見舞われては大変なので慌てて避難。
私の勢いに釣られたのか、隣の(樹から遠い)ベンチの外国人夫妻も避難。
いや、あんたたちは大丈夫やと思いまっせ。

中の島下流端にある「日中不再戦」の石碑。
ぜひそう願いたいものである。

渡月橋も、

上流側の貸しボートも大繁盛。
人のことは言えないが、まるでコロナが収束したかのような様相である。
さて、これ以上先に行くと距離的に帰れなくなる。
今日はここで終わりにしよう、と走り出した。
途中、道を間違えて地図を確認していて、見つけちゃいました。
≪ねじりマンポ≫
ねじれマンボ(ねじりまんぽ)は私の地元の名物と思っていたが、

大山崎にもあった!

説明看板。
「ねじり」は、螺旋状を意味するのではなく、鉄道を直角に横切らない、という意味なのね。

もの凄く低くて狭い。
地元の「ねじれまんぼ」なんてメじゃない。
サドルに胸を当てるように屈んで、腕を伸ばしてハンドルを握らないととても通れない。

反対側の出口。
こちらはコンクリートで四角く補強されている。
階段に手すりがあるために、自転車担いで出るのも一苦労だった。
ていうか、地元の人のための通路を面白半分で利用してごめんなさい。

大分疲れてきた。
休憩インターバルが普段の1時間からだんだんと短くなる。
いつのところで休憩。
このところサボっていたのにちょっと無謀な距離だったかもしれん。
100km過ぎた辺りから、膝とか股関節の外側とかが痛くなってきて、スピードも低下。
16km/hとか17km/hとか、もう20km/hが出せない。
こうなるとドーピングしかない。
「あれ」は無いか、あれはないか…

あった!
チェリオのジャングルマン。
自衛隊コラボの商品で、当たったのは大好きな海上自衛隊。
US-2のシルエットも載ってた。
カフェインの威力かプラシーボか、脚の痛みが少し減って、20km/h以上出せるようになった。
復活した。

大阪空港そば「下川原公園」の夕陽。
なんとかかんとか、ここまで帰ってきた。
お家に着いてメーターは120km。
サボっていた割にはいっぱい走れた。
満足じゃ。
なお、一晩明けた今、脚の痛みは無く、太腿の身が入って(筋肉が疲労してこわばって)いるぐらいである。
今回のルート
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![]() しだれ梅と | ![]() 落ち椿 |
しっかり入場料を払ったが、開催期間初め頃だったので、開花状況は3分行ってるかどうかだった。
そのあと、この記事で訪ねた神足神社のすぐ近くにある勝竜寺城公園に立ち寄った。
そこの周辺地図に描かれていた「恵解山古墳」、近くを何度か通っているが、知らなかった。
これは行ってみるしかない。
ということで、前置きが長くなったが、昨日走ってきた。

平日とあってとっても空いた走りやすいなにわ自転車道、スズメさん達を眺めながら一休み。

久しぶりの淀川CR。

平日の淀川CRは迷惑ライダーも少なく(居ないわけではない)快適に走れる。

そして「さくらであい館」。
これまた空いていて、ゆったりできる。
≪背割堤≫

背割堤の桜並木はこれまで自転車禁止と思っていたが、河川敷の外周は自転車で走れることを発見。
左のスロープを下る。

木津川サイド。
思っていたより遥かに長く続いている。
これは満開になると凄そうだ。

背割堤先端到達!

宇治川サイド。
こっちの方が桜が近く感じられて好き。
それでは恵解山古墳を目指そう。
桂川を渡る最も近い橋、天王山大橋はサイクリングロードで下を潜ってから渡るのが定石。
なんだが、Google Mapsで徒歩ルートを検索すると、府道13号をそのまま走っても行けるようだ。
「徒歩ルート」を検索したのは、京都エリアでは自転車ルートが検索できないからだ。
実際行ってみると、自転車ではR478にも河川敷にも上がることができず、不本意ながら宮前橋まで迂回した。
≪恵解山古墳≫

ということで恵解山古墳到着。
後円部の天辺は失われて現代のお墓になっている。
そのお墓ができるより先に、山崎合戦で明智光秀が陣を置く際にそういう造作に変えた可能性がある。
解説板の記載↓
「後円部にある現在の墓地が棚田状に3段になっていることや、前方部に大きな掘り込みがあることも、光秀方が恵解山古墳に陣を置いたさいの造作である可能性があります。」

円筒埴輪がきれいに並べられている。

再現された武器埋納施設。
刀(片刃)、剣(両刃)、槍、短刀、大量の矢と、約700点の鉄製品が発掘された、とある。
三川が合流する要衝を押さえていた権力者の力が窺い知れる。
ちなみに、この恵解山古墳は乙訓古墳群(長岡京市のサイト)最大の古墳である。

展示されている復元模型。
右側造り出し部分の傍をよく見ると…

ハト?
なんか芸が細かいなー。
さて、ここで帰っても100km近くにはなる。
どうする?やめとく?
例えば嵐山とか… 12km?!
行けるやん。
≪嵐山≫

ということで、やってきました阪急嵐山駅。(輪行ではない)
嵐山へ来るのはほとんど自転車・原付・クルマ、電車で来たのは高校の時なので、場所すら覚えてなかった。
ふーん、ここにあったのね。

サイクリストのための記念写真用パネル。
※多分違います

中の島橋を渡って、

渡月橋♪
お久です~。
たまたまこのベンチが空いていたので利用したが、そのあと空いていた理由判明。

ハトが一斉に飛び立って、ベンチ隣の樹の上に結集。
糞の雨に見舞われては大変なので慌てて避難。
私の勢いに釣られたのか、隣の(樹から遠い)ベンチの外国人夫妻も避難。
いや、あんたたちは大丈夫やと思いまっせ。

中の島下流端にある「日中不再戦」の石碑。
ぜひそう願いたいものである。

渡月橋も、

上流側の貸しボートも大繁盛。
人のことは言えないが、まるでコロナが収束したかのような様相である。
さて、これ以上先に行くと距離的に帰れなくなる。
今日はここで終わりにしよう、と走り出した。
途中、道を間違えて地図を確認していて、見つけちゃいました。
≪ねじりマンポ≫
ねじれマンボ(ねじりまんぽ)は私の地元の名物と思っていたが、

大山崎にもあった!

説明看板。
「ねじり」は、螺旋状を意味するのではなく、鉄道を直角に横切らない、という意味なのね。

もの凄く低くて狭い。
地元の「ねじれまんぼ」なんてメじゃない。
サドルに胸を当てるように屈んで、腕を伸ばしてハンドルを握らないととても通れない。

反対側の出口。
こちらはコンクリートで四角く補強されている。
階段に手すりがあるために、自転車担いで出るのも一苦労だった。
ていうか、地元の人のための通路を面白半分で利用してごめんなさい。

大分疲れてきた。
休憩インターバルが普段の1時間からだんだんと短くなる。
いつのところで休憩。
このところサボっていたのにちょっと無謀な距離だったかもしれん。
100km過ぎた辺りから、膝とか股関節の外側とかが痛くなってきて、スピードも低下。
16km/hとか17km/hとか、もう20km/hが出せない。
こうなるとドーピングしかない。
「あれ」は無いか、あれはないか…

あった!
チェリオのジャングルマン。
自衛隊コラボの商品で、当たったのは大好きな海上自衛隊。
US-2のシルエットも載ってた。
カフェインの威力かプラシーボか、脚の痛みが少し減って、20km/h以上出せるようになった。
復活した。

大阪空港そば「下川原公園」の夕陽。
なんとかかんとか、ここまで帰ってきた。
お家に着いてメーターは120km。
サボっていた割にはいっぱい走れた。
満足じゃ。
なお、一晩明けた今、脚の痛みは無く、太腿の身が入って(筋肉が疲労してこわばって)いるぐらいである。
今回のルート
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