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中華シフター DL-M308

6号車(KHS P-20A)も7号車(ESR PURSER)もシフターはシマノSL-M310-8である。
要するにラピッドファイアーと呼ばれるトリガーシフターで、SL-M315-8と概ね同じ。

6号車はブルホーンバーにギドネットレバーを組み合わせた際、ステムと干渉するアジャスターを撤去した。
7号車はライザーバーに換えて、ライズ部分に引っ掛かるインジケーターをカットし、アジャスターを撤去した。

6号車のブルホーンはもう少し前下がり=水平に近づけ、7号車はもう少しブレーキレバーを前下がりにしたい。
シフターどうにかならないか。
と思いながらアマゾンを見ていたら、ちょっと良さげなシフターを見つけた。

例によって、商品を特定出来るようなブランド名や商品名は記載されていない。
一例を挙げると、以下のものは写真を見る限り同一。
ブランド 名称
Vbestlife1 自転車変速機 安定性 自転車ギアシフト スピードシフター 3X7/ 8/9スピード 左右変速機
Fokavic 1ペアトリプル3X7/8/9スピード自転車ギアシフト、バイクスピードシフトディレイラー左/右シフター、バイクシフトレバーシマノスピードコントロールシステム用自転車トランスミッションサイクリングアクセサリー
Yosoo Health Gear バイクディレイラー、マウンテン自転車リアディレイラー、1ペアトリプル3X7/8/9スピード自転車ギアシフトディレイラー左/右シフター(3*8 Spped)
まー、名前なんて飾りに過ぎない。
ちなみに、次の物も酷似しているが、写真を見る限り上記がアルミボディっぽいのに対し、こちらは樹脂。
ブランド 名称
VGEBY 3x8スピードシフター MTB 自転車変速機 バイクシフトレバー 取付簡単 左右変速機 ディレイラー アルミ合金 軽量設計 耐久

実は「中華○○」という呼び方は嫌い。
実際に中国のメーカーと取引して思ったのは、前提の違い。
日本のメーカーだと、図面や仕様書に書いていなくても、外観がきれいなのは当然、曲がってなくて当然。
中国のメーカーと取引するなら、「傷・色むら無き事」とか「真直度○mm以下のこと」と明示して、製品受け入れ時にちゃんと検査する必要がある。
技術力や真面目さは両国大差なくても、彼らは必要じゃない労力を払わないだけなんじゃないかな。
とはいえ、確たる「ブランド」の無い製品を格安で売って買ってもらえるなら品質や信頼性は要らない、と考える人がプロデュースするから、中華云々と揶揄される代物が大量に流通してしまうんだろうね。

今回は名前らしい名前の記載が無いので、敢えて「中華シフター」とした。

………

◆外観
さて、上記の内一つの商品を買ったので見て行こう。
s230316_03.jpg
上面。
右用には「DL-M308」、左用には「mi_Xim」と表示されている。
7速の右用には「DL-M307」と表示されるはずだ。
本当はこの「mi_Xim」がブランドなんじゃないかなと思っている。

s230316_04.jpg
下面。

▲レバーの形が左右で違う
上の写真でオレンジの線は、リリースレバー(小さいスプロケットへ変速するレバー)の操作面。
左右(前後)で角度が対称でない。
右のリア用がAmazonの商品写真と異なっており、操作しにくい。
左のフロント用の形状が正解だ。

▲取付ねじ
ハンドルバーを締め付けるボルトの六角穴が、右=5mm、左=4mm。
実用上差し支えないかな。
ちなみに、表面処理も、右=艶消し、左=艶有り。
まー、これも実用上差し支えない。

▲バンド部内径
ハンドルバーに通すバンド部分の内径は、右=22.6~22.7mm、左=22.3mm。
いずれも真円ではなく、22.2mmがすんなり通るはずの左は、バンドをこじ開けないと入らなかった。

問題は右で、かなり頑張って締めないとガタガタのグラグラ。
s230316_14.jpg
そして、ガッチリ締めても隙間が空いてる。
これまた実用上差し支え…、いや、これはあかんと思うが一応固定はできている。

●重量
後述の比較も含め、単品のSL-M310が今無いので、ACERA ラピッドファイヤープラス SL-M3000との比較。
右用「DL-M308」: 155gr
左用「mi_Xim」: 150gr
SL-M3000: 145gr

▲寸法(長さ)
さて肝心の寸法と形状。
特にアジャスターがステムやハンドルのライズ部から離れて欲しい。

取付バンドのグリップ側面からアジャスター先端までの寸法は、
s230316_08.jpg
右用「DL-M308」が82.4mm

s230316_09.jpg
SL-M3000が69mm

残念ながら、今回買ったシフターの方が数字が大きく、アジャスターがステムやライズ部に近寄る寸法。

●形状(反り)
上記の寸法は残念な傾向だが、アジャスターの向きも関係する。
s230316_10.jpg
SL-M3000。
赤で示したDL-M308のアジャスターよりハンドルに近い。

s230316_11.jpg
DL-M308。
上記とは逆に、黄で示したSL-M3000のアジャスターよりハンドルから遠い。
一方、ボディがSL-M3000のアジャスター(黄)と被る形状なので、結局干渉は免れない可能性が高い。
ただ、アジャスターと違ってボディはハンドルやステムに当たっていても機能に問題は無い。

●レバーの飛び出し
s230316_13.jpg
SL-M3000の裏面。
バンドのグリップ側端面からレバーが大きく飛び出している。

s230316_12.jpg
DL-M308の裏面。
SL-M3000に比べ、レバーの飛び出しが非常に小さい。
これは、シフトレバーもリリースレバーもプッシュ式であるためだと言える。
SL-M3000のようにプッシュ/プル式だと、リリースレバーが飛び出していないと引けないから。
しかも、プッシュ/プッシュ式は手元の窮屈なギドネットレバーでは重宝するに違いない。

但し、後述の複数段一気シフトや左用のシフトの際にレバーを深く押し込むので、レバーが結構飛び出す。

▲インジケーターと●操作性
SL-M3000もDL-M308もシフトインジケーターはハンドルバーの上に配置される。
一方、SL-M310のインジケーターはハンドルバーの下なので、ライザーバーだと干渉する。
だから冒頭の通り、インジケータをカットしているのである。

それでは、操作してみた動画をご覧いただこう。

インジケーターの窓に目盛りが無いが、そんなことは問題ではなかった。
8→7と7→6でインジケーターの針が戻ったり、操作するたびに針の位置が違ったりと、当てにならない。
目盛りがあっても無意味なのである。
ていうか、インジケーターが無意味やん!

なお、動画では、ワンプッシュで4段一気に変速できているが、頑張れば5段一気に変速も可能だ。

………

別にどうでもいいが、
◆梱包
s230316_01.jpg
この袋に入って送られてきて、

s230316_02.jpg
中身はこういう風になってた。
個人的に壊れていなければ拘りは無い。これで構わない。

………

◆余談
お恥ずかしい話、開封直後に壊しかけた。
s230316_05.jpg
ケーブルのタイコが顔を出した状態でレバーを何度か操作して噛み込んでしまったのである。
赤矢印が正規のケーブル挿入穴。緑矢印側にタイコが引っ掛かって、内部でケーブルが噛み込んでいる。
本来は、ケーブルを引っ張ってタイコをボディ内に引き込んでから操作しないといけなかった。

s230316_06.jpg
分解しようにもシフトレバー(大きいスプロケットへ変速するレバー)がトルクスねじで締められている。
この前買ったトルクスとはサイズが違う。

このために別サイズを買うのも癪なので、ピンセットと千枚通しで四苦八苦して、
s230316_07.jpg
引っぱり出せた。
噛み込んでいた部分のワイヤーが折れ曲がっていたが、丁寧に伸ばした。

………

さて、このシフターを実際に取り付けるかどうか、今迷っている。
イマイチ上手く行く確信が持てないし…
プッシュ/プッシュ式シフターでもう少し品質の良いものだったらよかったんだが。

≪2023/3/17追記≫
追加調査したところ、microSHIFT(マイクロシフト)のトリガーシフター TS70-8 に酷似している。
少なくとも型は同じものを使っているのではないかと思えて仕方がない。
microSHIFT ブランドの製品を購入すれば、問題点はもっと少ないのかもしれない。

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プロフィール

potaiko

Author:potaiko
関西在住のミニベロ=ちっちゃい自転車乗りです。
ポタリング/サイクリングの話題と自転車いじり(いわゆるカスタム)の話題が中心。
現在の愛車は5号車(こちら)、6号車(こちら)と7号車(こちら)の3台!

過去には、持ってるけど現在不稼働の1号車(こちら)、譲渡済みの2号車と3号車(こちら)、譲渡済みだがもうすぐ帰ってきそうな4号車(こちら)が存在している。

お約束: このブログは情報の正確さを保証するものではありません。参考にされる場合は、自己責任でお願いします。

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